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ＤＶＤ
男はつらいよ 寅次郎恋歌
Last Modified at 2006/05/21
男はつらいよ 第八作 男はつらいよ 寅次郎恋歌
公開日 一九七一年十二月二十九日
上映時間 一時間五十三分
観客動員数 百四十八万一千人
併映作品 春だドリフだ！全員集合！！
主なロケ地 岡山県 高梁
山梨県 甲斐大泉
あらすじ
幸せとは、りんどうの花が咲くかたわらで、夕餉
の灯火とともに楽しい笑い声が聞こえてくるよ
うな家庭。寅がそんな思いを胸に抱いて柴又に帰
ってきた頃、門前に喫茶店が出来た。ママの貴子
（池内淳子）が寅の心を奪うまでに一日とかからな
かった。母ひとり子ひとりの、貴子の息子・学は、
寅になつき、恋の行方も順調と思われたが…。
（※以上、DVDのポスター画面より）
冒頭に、旅芸人一座の地方巡業で、雨の中送ってくれた大空小百合に、間違えて５千円（現在の価値
だと１万５千円ぐらい？）渡してしまって、あせるシーンから始まります。
さくらの、かあさんのうたは、はらはらした後だけに、泣けてきます。
おいちゃんがさくらに「金大丈夫か、遠慮なく言いなよ」と言うのもいいです。
博の母が亡くなったお葬式に寅さんが出て、お墓の前で写真を撮るときの「笑って〜」「泣いて〜」の
ギャグもいいです。
さくらが寅さんに「だめよ、元気出さなきゃ」と言うのもいいです。
ロークの貴子さんがお金に困っていると知って、バイに精を出すシーンもいいです。
寅さんがとらやを出ていく直前の、さくらの「お兄ちゃん、そんなこと考えてたの」が、やさしいです。
その後の、さくらとのやりとりも、素敵です。
寅さん「さくら」
さくら「なあに」
寅さん「にいちゃんの、こんな暮らしがうらやましいか。
ん？
そんなふうに思ったことがあるかい？」
さくら「あるわ。
一度はおにいちゃんと交代して、あたしのこと心配させてやりたいわ。
寒い冬の夜、こたつに入りながら、ああいまごろさくらはどうしてるかなって、
そう心配させてやりたいわよ。」
寅さん「そうかい、さくら、すまねえ。」
さくらのやさしさが、いいです。
2006/05/21
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